2008年8月12日火曜日

ブランド米偽装 店長「私が指示」 福岡の3セク 故意にシール張る

偽装ニュースのお時間です。


「ブランド米偽装 店長「私が指示」 福岡の3セク 故意にシール張る」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/40619


 福岡県築上町の第3セクターの農産物販売施設「物産館メタセの杜(もり)」が、未検査の米を同県産ブランド「夢つくし」などとして販売していた問題で、同館の柿本保人店長(69)が11日、西日本新聞の取材に応じ「私が店員らに指示した」と、故意の偽装表示を認めた。

 柿本店長は「検査米より安い未検査米6.6トンを、店内で消費者に売った。『夢つくし』などの表示シールの張り付けを店員に指示した」と語った。

 偽装販売は、人気のある夢つくしが売り切れたときに未検査米を偽装して補充したのがきっかけで、「よく売れたので続けてしまった」という。柿本店長は「辞職も考えている」と謝罪した。

 一方、同県農林水産部安全課が同日、日本農林規格(JAS)法に抵触する疑いがあるとして同施設から聞き取り調査した。

 調査には行橋農林事務所、町職員も同席。米売買の納品書や領収書などの関係書類を提出させ、柿本店長から約2時間、説明を受けた。同課は「資料を持ち帰り、検討する」としている。


JAを通さない、自主流通米を「ゆめつくし」と表示して販売したんですな。

「築上町「メタセの杜」 米表示偽装で県の調査始まる 店幹部から聞き取り 町も同席 真相の解明本格化」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/40590

築上町の第3セクター「物産館 メタセの杜(もり)」で発覚した米販売での表示偽装問題は11日、県農林水産部が物産館幹部から聞き取り調査を行うとともに、町も調査に同席、偽装に至った真相の解明が本格化した。

 同部の調査は物産館の施設「国際交流会館」で行われた。米の仕入れから販売までの流れが判明する納品書、領収書などの書類が次々に持ち込まれ、柿本保人店長(69)が説明。米倉庫や精米機なども視察し、カメラに収めていた。

 物産館の運営会社「ついきプロヴァンス」の長濱達彦社長や、取締役の八野紘海・同町副町長の入室も拒んでの調査だった。八野副町長は「ことの粗筋は分かった。物産館に書面で報告をさせ、調査を重ねた上できちんと対応する」と述べた。

 物産館にはこの日も多くの買い物客が訪れていた。旅行中に立ち寄った北九州市内の女性は「消費者をだますようなことはしないでほしい」と怒った。野菜の出荷に来た同町の農業男性は「他の商品まで信用を失う。メタセの杜のイメージダウンだ」と憤慨していた。


報道の写真を見る限り、農家で個袋に詰めるのではなく、店側で詰めてるのですね。
それで表示をするためには、米販売の資格を取らなければいけないのかな。


まあ、ブレンドがおおいもんなあ。コシヒカリにしたって、魚沼ばかりあんなに出るわけねーだろってば。

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