2008年8月7日木曜日

リンゴジュースで不正表示、輸入果汁原料を「青森県産」

偽装ニュースのお時間です。

リンゴジュースで不正表示、輸入果汁原料を「青森県産」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080804-OYT1T00411.htm

青森県は4日、青森県弘前市のリンゴ加工品製造・販売会社「青森県果工」(佐々木隆夫社長)が、産地や加工法を偽装表示した飲料製品などを販売したとして、日本農林規格(JAS)法違反で業務改善を指示した。

 県によると、青森県果工は昨年7月から今年6月、紙パック入りの果汁入り飲料「バーモントリンゴ酢」(1リットル)について、中国などからの輸入濃縮果汁を原料にしたのに「青森県産りんご果汁使用」と表示し、約5キロ・リットルを販売。

 同じ時期に、「あおもりアップル」(1リットル)など4種類の商品についても、濃縮果汁で作ったのに「りんごジュース(ストレート)」と表示し、少なくとも計112キロ・リットルを販売していた。

 県の調査に対し、2年ほど前から不正表示をしていたことを認めたという。

 佐々木社長は読売新聞の取材に対し、「原材料の品不足と高騰により、悪いとは知りつつ、すべて私の指示でやった」と話した。

(2008年8月4日13時55分 読売新聞)



この結果

「青森県果工」リンゴジュース偽装販売 40歳代の工場長が3日に自宅で自殺

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00138105.html

青森・弘前市のリンゴ加工品製造販売会社がリンゴ果汁の産地を偽装していた問題で、この会社の工場長が自殺していたことがわかった。
自殺していたのは、弘前市にある「青森県果工」の40歳代の工場長で、3日に自宅で自殺したという。
「青森県果工」をめぐっては、4日、輸入したリンゴを使用した商品を青森県産などと偽って表示し、青森県がJAS(日本農林規格)法に基づく業務改善指示を行っていた。



OEMの商品も中止、回収

「青森県果工」リンゴジュース偽装販売 キユーピーなどが商品の一部自主回収発表
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00138022.html

青森県のリンゴ加工会社が、中国産リンゴの濃縮果汁を使って製造したリンゴジュースを国産と偽って販売していた問題で、この会社の原料を使ってベビー飲料を製造していたキユーピーなどは、商品の一部を自主回収すると発表した。
自主回収されるのは、キユーピーと、ベビーフード大手「和光堂」が販売するベビー飲料の一部商品。
両社はともに、青森県からJAS(日本農林規格)法による改善指示を受けたリンゴ加工会社「青森県果工(かこう)」が製造した濃縮果汁を原料に使用して、ベビー飲料を製造していた。
キユーピーと和光堂は、「安全性に問題はないが、消費者の不安に配慮し、自主回収をする」としており、今後は管理体制を強化し、再発防止に努めるとしている。



回収したところで、なんの問題解決にもなってないんでしょうけど。

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