2009年3月28日土曜日

ヤミ専従:取材に調査結果を少なく説明 農水省課長ら更迭

偽装ニュースのお時間です。

ヤミ専従:取材に調査結果を少なく説明 農水省課長ら更迭

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090326k0000e040037000c.html

農林水産省職員の組合ヤミ専従疑惑で、調査を行った秘書課が一部報道機関の取材に、判明したヤミ専従とみられる職員数を過少に説明していたことが分かった。調査結果の説明文書も偽造していた。農水省は虚偽説明の事実関係を確認。26日付で同課の松島浩道課長(51)を官房付に、西浦博之調査官(39)を秘書課付に更迭した。

 農水省は08年3月、この問題の内部告発を受けた。このため全国46の地方農政局・事務所などの組合幹部1395人を対象に、4月1日現在の勤務実態など、同月中に3回の調査を実施した。

 その結果、最初の調査で、給与を受け取りながら無許可で労働組合活動に専念するヤミ専従の疑いがある職員が142人いたが、2回目には48人、3回目でゼロになった。この件について、1月からの一部報道機関からの取材に、調査は2回で最初の調査でヤミ専従とみられる職員が48人しかいなかったと説明。その説明内容に沿った文書も偽造し、取材を受けた際に手渡した。最初の調査結果が142人と多かったため、最初の調査結果を隠そうとしたとみられる。

 こうした取材対応について、松島課長は事前に井出道雄事務次官と佐藤正典官房長に伝えていたという。

 井出事務次官は会見で「虚偽説明をするとは私も官房長も聞いていなかった。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝した。

 農水省は、秘書課長の後任に26日付で今城健晴政策課長(49)を充てた。【奥山智己】

 ◇石破農相、農水省の体質を批判
 農林水産省秘書課の虚偽説明について、石破茂農相は26日、毎日新聞の取材に対し「(都合の悪い事実を)『なかったことにしよう』という体質がまだ残っている。大臣が代わり、半年で一切なくなるようななまやさしいものではない」と、昨年起きた汚染米問題などでも問われた農水省の体質を批判した。その上で「私自身が(調査に)関与し、人(担当者)を入れ替えて実態を徹底的に明らかにする」と述べた。【工藤昭久】


ヤミ専従なのが問題なのか、虚偽説明が問題なのか、どちらかというと後半が問題のような気がします。


ヤミ専従とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9F%E5%B0%82%E5%BE%93

ヤミ専従(やみせんじゅう)とは労働組合の役員が、勤務時間中に正規の手続きをとらずに、職場で勤務しているように装いながら給与を受給しつつ、実際は職場を離れて組合に専従している状態のこと。


給料ドロボーじゃないですか。氏名公開していいと思うんですけどね。
警察官、地方公務員なども「国民に対する犯罪」で処罰してしまえばいいのに。

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