2008年8月21日木曜日

今年に入って刑事事件化した主な食品偽装

偽装ニュースのお時間です。


【今年に入って刑事事件化した主な食品偽装】

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20080730017.html?C=S


 1月 徳島県の食品会社「鳴門海藻食品」などが中国産のワカメを鳴門わかめとして販売
 3月 静岡市の商社「東海澱粉」が台湾産ウナギを国産と偽装して販売
 4月 長崎県の食品メーカー「ニチエイ食品工業」などが中国産冷凍野菜を国内産と偽装して販売
http://gisounews.blogspot.com/2008/05/blog-post_28.html
 5月 滋賀県の米穀販売会社「今利商店」が銘柄を偽装したコメを販売
    大阪府の水産卸売り大手「大水」などがタイ産のチリメンジャコを淡路産として販売
http://gisounews.blogspot.com/2008/08/blog-post_18.html
 7月 大阪市の水産物輸入販売会社「魚秀」と神戸市の水産物卸売会社「神港魚類」が中国産ウナギを愛知県三河一色産と偽装して販売
    丸明が等級の低い牛肉を飛騨牛と偽装して販売
http://gisounews.blogspot.com/2008/08/blog-post_6440.html
    東京都の食肉卸小売業「山形屋」がブラジル産の鶏肉を国産と偽り、千葉県浦安市の小中学校の給食用に納入


    山口県の水産物加工卸売会社「エツヒロ」が中国産フグを国産と偽り販売
http://gisounews.blogspot.com/2008/08/blog-post_21.html


こうしてみると、アンテナ低いなあ。頑張ります。


東海澱粉、wikipediaの編集合戦が面白かったです。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%BE%B1%E7%B2%89&diff=next&oldid=18368778とか。

差分を追っかけるといい感じに。これもたしか社内のIPからやってたんだよねー。

- なお、自社に都合の悪い事実は隠してしまおうという、愛社精神あふれるすばらしい社員が居る模様。


澱粉屋がなんでまたうなぎだったんだろうなあ?
うなぎのたれにとろみをつける澱粉つながり?

エツヒロ社役員、解雇の従業員に謝罪

偽装ニュースのお時間です。

エツヒロ社役員、解雇の従業員に謝罪

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/20080805-OYS1T00198.htm

 下関市の水産物加工卸売会社「エツヒロ」(森敏一社長)による産地偽装事件で、同社は4日、長門市仙崎の加工工場に先月末付で解雇した従業員を集め、同社役員が改めてこれまでの経緯を説明し、謝罪した。

 同社は事件を受けて賠償義務や売り掛け債務の凍結などが発生し、全従業員約50人に同社の廃業と解雇を通知していた。7月分の給料は支払われていない。

 この日の説明会には、パートの女性を中心に従業員約25人が出席。冒頭、工場長を務める役員が謝罪し、未払い給料など労働債権を確保する手続きを進めていることなどが報告された。


この事件の元は、2008年7月23日報道のコレ。


フグとアンコウ6トン偽装か 山口・下関の業者に是正指示

http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2008072301000764.html?C=S

 山口県下関市の水産物加工卸売会社「エツヒロ」が中国産のフグとアンコウの加工品を国産と偽装表示して販売したとして、農林水産省は23日、是正を指示した。同社がフグとアンコウ合わせて約6トンを出荷した疑いがあるとみている。同社は今年、中国産のフグを熊本県産や山口県産と偽って刺し身などに加工。中国産のアンコウを山口県産と偽装し、約1114キログラムをスーパーなどに販売した


お写真は社長の森敏一社長(56)でしょうか。

報道をまとめると、中国産のふぐ、アンコウなどを輸入、長門の工場で刺身などに加工。また、切り身を輸入、パン粉などを長門の工場でつけ、国産と表示していた、と。


フグ産地 偽装目的で輸入か エツヒロ 農水省が改善指示 「偽装の認識なかった」 社長会見



 水産物加工卸売会社「エツヒロ」(山口県下関市)が中国産のフグやアンコウの刺し身や加工品を国産と偽り販売していた問題で、農林水産省は23日、日本農林規格(JAS)法に違反するとして表示の改善を指示した。同社は中国産の輸入を始めた2005年から偽装を続けていた。同省によると、一度も中国産として販売した形跡がなく、同省調査関係者は「当初から偽装目的で輸入した疑いが濃く、極めて悪質」とみている。

 同省によると、同社は今年3月から6月にかけて、中国産のトラフグとシロサバフグ計約2トン、アンコウ約3トンを山口県長門市の工場で刺し身や湯引きの盛り合わせなどにパック詰めし、「熊本県」、「山口県」と記した表示ラベルを張って九州など各地のスーパーに出荷。中国から輸入したアンコウの切り身にパン粉を付けた空揚げ約1トンも、「山口県産」として販売していた。

 一度冷凍した刺し身に必要な「解凍」の表示も一部で抜けていた。

<中略>

 森社長によると、工場で中国産トラフグの産地確認が徹底せず、それ以前から使っていた「熊本県産」のシールを誤って使用したミスで「情報が工場に伝わっていなかった。製造ラインのチェックが甘かった」と弁明。約3年間、国産表示を続けたことについては「工場に出向く機会が少なく(誤表示に)気付かなかった」と釈明を繰り返した。



んなあほなー、という弁明ですね。美しくない。0点。
中国の加工工場の視察にも年2~3回行っていたってんですから。

で、九州の生協へも卸していた、と。

アンコウ鍋の代金を返金 エツヒロの産地偽装で生協

http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008080401000457.html

 山口県下関市の水産物加工卸売会社「エツヒロ」による産地偽装事件で、生活協同組合連合会グリーンコープ連合(福岡市)は4日、エツヒロの「日本海産あんこう鍋(スープ付き)」(590-610円)に使われたアンコウが山口県産ではなく中国産だったとして、これまで販売した商品の代金を返金すると発表した。

 この商品は2003年12月から今年2月まで計約6万1000個販売。同連合がエツヒロの仕入れ伝票などを調べた結果、04年秋ごろからすべて中国産アンコウが使われていたことが判明。それ以前も山口県産は一部だった可能性があるという。

 エツヒロをめぐっては7月、農林水産省が中国産のフグやアンコウの加工品を国産と偽装表示して販売していたとして是正を指示。山口県警も不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、本社を兼ねた社長の自宅を家宅捜索している。



生活協同組合連合会グリーンコープ連合
http://www.greencoop.or.jp/


お詫びとお知らせ
「エツヒロ」が製造・納入し、グリーンコープが「山口県産アンコウ」として組合員の皆さんに供給した「日本海産あんこう鍋(スープ付)」は、原料の「アンコウ」が中国産でした。お詫びの上、供給開始当初の
2003年に遡って、商品代金を返金いたします。

http://www.greencoop.or.jp/gnn_news/news_11.html

一、調査の結果、「エツヒロ」が製造した、「日本海産あんこう鍋(スープ付)」に「中国で水揚げされたアンコウ」が使用されていたことが分かりました。


(1)グリーンコープが取り扱ってきた「エツヒロ」の商品は10アイテムで、そのうち、「ふぐ」「アンコウ」を原料としている商品は以下の3品目です。


商品名 産地と魚種
天然真ふぐ刺身(紅葉おろし、ポン酢付) 山口県産の天然真ふぐ使用
日本海産ごまふぐ切身(鍋・唐揚用) 日本海産の天然ごまふぐ使用
日本海産あんこう鍋(スープ付) 山口県産のアンコウ使用


(2)グリーンコープでは、上のとおり、「エツヒロ」の「真ふぐ」「ごまふぐ」を原料とする商品は取り扱っていますが、「トラフグ」「シロサバフグ」を原料とする商品は取り扱っていません。

(3)グリーンコープ連合は、7月22日の報道を受けて、「エツヒロ」を訪問し、輸入した原料の使用がないかどうかの調査を行い、「エツヒロ」が原料を仕入れていた仕入先を訪問し「エツヒロ」への出荷実績を確認しました。また、「真ふぐ」「ごまふぐ」の日本における輸入の実態の調査も行いました。その結果、日本海産の「ごまふぐ」には問題ありませんでした。山口県産の「真ふぐ」には福井県産も使用されていました。申し訳ございません。

(4)しかし、「アンコウ」は、過去に遡って同様の調査を行った結果、「エツヒロ」は2004年秋から、山口県産ではなく中国から輸入された「アンコウ」を使用していることがわかりました。そして、2004年秋以前の原料についても、「山口県産」であることは書類等では確認することができませんでした。「エツヒロ」が2004年秋から中国産の「アンコウ」を使用し、その事実を隠していたことから、2004年秋以前も中国産の「アンコウ」が使用されていたと判断することとしました。

(5)なお、1997年のみ組合員の皆さんに供給した「天然ふぐ薄造り」「ふく刺身」は、「エツヒロ」に書類等がなくて調査ができませんでした。また、その他に「瀬付鯵開き」「子持ち宗八かれい」「いわし開き」「磯の串かつ詰合せ」「萩の氷温一夜干し」を組合員の皆さんに供給してきました。これらも「エツヒロ」に書類等がなくて調査ができませんでした。これらについては、摘発で偽装されていたとされた時期よりも以前であることから、今回の偽装事件とは関連しないと考えました。


二、グリーンコープが2003年12月から組合員の皆さんに供給してきた「日本海産あんこう鍋(スープ付)」の商品代金を返金させていただきます。

(1)「エツヒロ」は2004年秋から中国産の「アンコウ」を使用していました。また、2004年秋以前のものも「山口県産」であることは確認できませんでした。従って、2003年12月から組合員の皆さんに供給してきた「日本海産あんこう鍋(スープ付)」全ての商品代金を返金させていただきます。

(2)共同購入でご利用された商品代金は2008年8月次の請求書で返金させていただきます。店舗でご利用された組合員の皆さんは、店舗にお申し出いただき確認させていただいた上で、商品代金を返金させていただきます。誠にお手数ですが、ご利用の店舗にお申し出いただきますようお願いいたします。



三、「エツヒロ」は、「日本海産あんこう鍋(スープ付)」の商品仕様書には「山口県産」と記載していました。そして、その後、グリーンコープ連合が商品仕様書の記載内容を確認した際にも、「仕様書どおりである」と応答していました。

(1)グリーンコープは、供給する商品の原料を厳密に確認するために、取引先・製造メーカーに対し、原料の内容を正確に把握し、商品仕様書に記載し、提出することを求めています。

(2)しかし、「エツヒロ」は、2003年に初めて提出した商品仕様書に「山口県産アンコウ」と記載し、2004年秋以降に「中国産アンコウ」を使用した段階でも事前に原料を変更する相談を行っていません。また、2007年10月に実施した商品仕様書の点検の際に、「商品仕様書(山口県産アンコウ)どおり」と回答し、さらに、2008年2月に実施した2007年度の商品点検の際にも、「商品仕様書(山口県産アンコウ)どおり」と回答し、「中国産アンコウ」を原料に使用していることを隠していました。

(3)グリーンコープは、全ての商品の仕様を商品仕様書で確認・管理し、グリーンコープ商品生産・製造認証システムにより、年1回商品仕様書どおりに製造されていることを確認しています。しかし、今回の原料産地の偽装が判明しました。そこで、2008年8月1日に、全てのお取引先に、あらためて、全ての商品が商品仕様書どおりに製造されていることの点検・確認を行い、報告いただくようにお願いしました。また、「エツヒロ」が、グリーンコープの点検・確認に対しても、嘘の回答を届けていたことを踏まえて、順次、グリーンコープ連合から立ち入り調査を行います。まず、水産加工品の商品(369アイテム、87工場)の立ち入り調査を開始します。


組合員の皆様の信頼を裏切ることとなり、本当に申し訳ございません。グリーンコープは、これからも「安心・安全な食べもの」をお届けできるように、商品の管理を徹底していきたいと考えています。今後もグリーンコープ商品をよろしくお願いいたします。



つまり、書類はきちんとしていたから信じてたのにだまされてましたごめんなさい、ってか。

(5)も気になりますね。書類もないし、偽装してないっぽいから対象外にします、と。
まあ、10年以上も前の話だし、いいでしょう、ということかしら。


しかしまあ、仕様書仕様書って、工業製品の世界ですな。まったく。

2008年8月18日月曜日

ジャコ産地偽装初公判、卸売り業者ら罪認める

偽装ニュースのお時間です。

「エッサホイサ…家族で偽装じゃこ詰め替え」
http://gisounews.blogspot.com/2008/05/blog-post.html
の続報です。

ジャコ産地偽装初公判、卸売り業者ら罪認める
2008.8.18 11:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080818/trl0808181126000-n1.htm


 大阪市中央卸売市場でタイ産のチリメンジャコが淡路島(兵庫)産と偽って販売されていた事件で、不正競争防止法違反(原産地偽装)の罪に問われた水産卸売り大手「大水」(大阪市福島区)社員、山本訓正被告(42)と仲卸業者「竹村商店」(同)役員、竹村章被告(60)の初公判が18日、大阪地裁(山崎威裁判官)で開かれ、両被告とも起訴事実を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、両社間の取引で竹村商店側に損失が生じ、これを穴埋めするために偽装が行われたと指摘した。

 起訴状によると、山本、竹村両被告は共謀し、今年1~2月、タイ産のチリメンジャコを「淡路島産」と印刷された段ボールに詰め替えて産地を偽装し、15業者に5キロ入り段ボール約580箱(計2900キロ)を約430万円で販売した。


刑事裁判ってえのは、結構時間がかかるもんですねえ。
もう秋ですがな。

2008年8月14日木曜日

にらい物産解散へ/海ぶどう偽装


偽装ニュースのお時間です。

ここんとこ、沖縄関係多いですね。
わりと緩やかな気風なのか、それとも相互監視が働いている証拠なのか。どっちなんでしょ。



にらい物産解散へ/海ぶどう偽装 宮城両取締役が謝罪

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200808141700_03.html

 海ぶどうの産地偽装問題で、フィリピン産海ぶどうを県産と偽って販売したとして県から日本農林規格(JAS)法に基づく改善指示(指導)を受けた特産品卸会社「にらい物産」の宮城弘岩、宮城智吉の両取締役が十四日、記者会見した。智吉氏は「消費者、県の皆さまへ多大な迷惑を掛けた」と謝罪し、同社を早期に解散する方針を表明した。
 会見では冒頭、智吉氏が謝罪文を読み上げ、深々と頭を下げた。弘岩氏は横で立ったままだった。

 同社によると、二〇〇六年一月―〇七年九月、フィリピン産海ぶどうが混在した商品約十八万六千個を流通させたと説明。「どの程度の期間沖縄で養殖すれば県産品となるのか分からなかった。JAS法改定についても十分な理解がなかった」と弁明。沖縄物産企業連合の会長でもある弘岩氏は謝罪の言葉を述べたものの、「信用を高めるためとの要望があったので役員に就任したが、軽率だった」と経営への関与を否定。自身が県産品の普及活動に力を入れてきたことについては「穴があれば入りたいぐらいの恥ずかしさ」と述べた。


宮城さんはご兄弟なのでしょうか?



http://www.okinawa-takarajima.com/company/index.html

株式会社 沖縄物産企業連合は、代表者名は山城 加寿さんとなっておりますが。会長だから違うのかなあ。


山城氏が社長昇格 県物産企業連合2008年6月10日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132988-storytopic-1.html

 健康食品などを販売する沖縄物産企業連合(那覇市)はこのほど宮城弘岩社長(68)が会長に就き、後任の社長に取締役営業部長の山城加寿氏(47)が昇格する人事を行った。
 5月21日付の株主総会後の取締役会で決定した。代表権のある会長に就任した宮城氏は「県物産品の販売をさらに盛り上げたい」と話した。
 山城氏は県物産公社で卸部門などを担当した後、2001年に物産企業連合に入社し、営業を担当。子会社のゆいワークス(那覇市)の社長も務め、携帯電話向け音楽配信事業なども担当している。

 山城 加寿氏(やましろ・かじゅ)。県物産公社営業本部第2課長などを経て01年沖縄物産企業連合入社。同年から取締役。久米島出身。


なるほどねー。
社長さんも、県の物産公社出身とかだったら、JAS法くらいご存知でしょう。知らない?


なんせ、これだけ店舗を出しておいて、またデパートのテナントなどに入ってる以上、「JAS法改定についても十分な理解がなかった」ってのはしらじらしい嘘としかいいようがないですね。ずうずうしいってば。

2008年8月12日火曜日

ブランド米偽装 店長「私が指示」 福岡の3セク 故意にシール張る

偽装ニュースのお時間です。


「ブランド米偽装 店長「私が指示」 福岡の3セク 故意にシール張る」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/40619


 福岡県築上町の第3セクターの農産物販売施設「物産館メタセの杜(もり)」が、未検査の米を同県産ブランド「夢つくし」などとして販売していた問題で、同館の柿本保人店長(69)が11日、西日本新聞の取材に応じ「私が店員らに指示した」と、故意の偽装表示を認めた。

 柿本店長は「検査米より安い未検査米6.6トンを、店内で消費者に売った。『夢つくし』などの表示シールの張り付けを店員に指示した」と語った。

 偽装販売は、人気のある夢つくしが売り切れたときに未検査米を偽装して補充したのがきっかけで、「よく売れたので続けてしまった」という。柿本店長は「辞職も考えている」と謝罪した。

 一方、同県農林水産部安全課が同日、日本農林規格(JAS)法に抵触する疑いがあるとして同施設から聞き取り調査した。

 調査には行橋農林事務所、町職員も同席。米売買の納品書や領収書などの関係書類を提出させ、柿本店長から約2時間、説明を受けた。同課は「資料を持ち帰り、検討する」としている。


JAを通さない、自主流通米を「ゆめつくし」と表示して販売したんですな。

「築上町「メタセの杜」 米表示偽装で県の調査始まる 店幹部から聞き取り 町も同席 真相の解明本格化」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/40590

築上町の第3セクター「物産館 メタセの杜(もり)」で発覚した米販売での表示偽装問題は11日、県農林水産部が物産館幹部から聞き取り調査を行うとともに、町も調査に同席、偽装に至った真相の解明が本格化した。

 同部の調査は物産館の施設「国際交流会館」で行われた。米の仕入れから販売までの流れが判明する納品書、領収書などの書類が次々に持ち込まれ、柿本保人店長(69)が説明。米倉庫や精米機なども視察し、カメラに収めていた。

 物産館の運営会社「ついきプロヴァンス」の長濱達彦社長や、取締役の八野紘海・同町副町長の入室も拒んでの調査だった。八野副町長は「ことの粗筋は分かった。物産館に書面で報告をさせ、調査を重ねた上できちんと対応する」と述べた。

 物産館にはこの日も多くの買い物客が訪れていた。旅行中に立ち寄った北九州市内の女性は「消費者をだますようなことはしないでほしい」と怒った。野菜の出荷に来た同町の農業男性は「他の商品まで信用を失う。メタセの杜のイメージダウンだ」と憤慨していた。


報道の写真を見る限り、農家で個袋に詰めるのではなく、店側で詰めてるのですね。
それで表示をするためには、米販売の資格を取らなければいけないのかな。


まあ、ブレンドがおおいもんなあ。コシヒカリにしたって、魚沼ばかりあんなに出るわけねーだろってば。

マンゴー、また産地偽装か 沖縄県警が捜査

偽装ニュースのお時間です。

先日に続いて、マンゴーの偽装。

「マンゴー、また産地偽装か 沖縄県警が捜査」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/40306


沖縄県うるま市の40代の男ら3人が、台湾産マンゴーを沖縄産と偽って販売していた疑いがあり、沖縄署などが不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で捜査していることが10日、分かった。既に男の自宅などを家宅捜索。全員容疑を認めており、近く立件する方針。

 沖縄署によると、男は知人の女2人と共謀し、今月6日に台湾産マンゴー約300キロを空路で輸入。うち約150キロを事前に調達した「沖縄産」と表示された箱に詰め替え、自宅近所の路上で販売するなどした疑いが持たれている。同署が9日の捜索でマンゴーや箱を押収した。

 沖縄県内では先月末に浦添市の通信販売会社が、やはり台湾産のマンゴーを宮古島産と偽って販売した疑いが浮上したばかり。男は「借金があったので仕方なくやった。もうけられると思った」と供述しているという


マンゴーって、そんなに路上で売れるものなの?
300kgってえと、そこそこ嵩があると思うのですが、まさか常温保存ではないでしょうし。
なんとなく、きなくさいなあ。

愛媛の2社、期限切れ牛丼を再加工…東京の業者が依頼

偽装ニュースのお時間です。

ちょっと毛色が変わって、再加工して出荷、とのニュース。

「愛媛の2社、期限切れ牛丼を再加工…東京の業者が依頼」
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080812-OYO1T00471.htm?from=main1

愛媛県の冷凍食品加工会社など2社が、東京都内の食品輸入会社「アイ・ビー・シー」から仕入れた賞味期限切れの冷凍の牛丼の具のパックなど計約27トンを再加工し、賞味期限を改ざんするなど食品衛生法に違反したとして、同県は12日、2社に改善勧告し、出荷製品の自主回収を指導したと発表した。2社は「アイ社に頼まれてやった」と認め、うち約1・5トンは大阪市内の卸会社に販売された。一部は業務用として流通しているが、健康被害の届け出はないという。

 県の発表によると、2社は伊方町の冷凍食品加工業「セトフーズ」と、今治市の食品加工会社「マックスプロダクト」。県は情報提供を受け、5、6日に、両社を立ち入り調査した。

 セ社は5月から今月にかけて13回、アイ社から賞味期限切れのブラジル製牛丼パック(1袋155グラム入り)など計約24・5トンを仕入れて解凍。100袋分を1袋にして再凍結させて箱詰めにし、新たに賞味期限を1年後と改ざんしたラベルを張り、約22・3トンをアイ社に送った。

 仕入れ時点ですでに1年前に賞味期限が過ぎていたものもあった。セ社は県に「賞味期限の日付はアイ社からファクスで指示を受けた。流通先は知らない」としている。

 マ社は1月以降22回、アイ社から賞味期限切れの牛丼パック約3・3トンを仕入れ、タマネギなどの具材を加えて再加工し、1年~1年半の賞味期限にして計約4・9トンをアイ社に送り返した。マ社は県に「賞味期限が過ぎているのは知らなかった」としているという。

 アイ社は東京都中央区の調査に「予想以上に売れなかったのでセ社に偽装を指示し関西方面に出荷した」と説明しているという。


流通先は知らないって。
こういうのって、どこに行くんでしょうね。どっかの牛丼フェアでないことを祈ります。

ちらっと○天とかで見てみましたけど、そんなにやすくないなー。
やー、炎天とかじゃないよね?w

2008年8月7日木曜日

丸明の飛騨牛偽装

偽装ニュースのお時間です。

偽装としては旧聞に属しますが、そろそろ情報も出揃ったかな、と。
そもそもは、2008年6月半ばに垂れ込みでもあったのかな。

「「飛騨牛」と偽り格下肉販売 岐阜・養老の小売業者」
http://www.asahi.com/special/071031/NGY200806200009.html

岐阜県食肉事業協同組合連合会(県肉連)の役員に社長が名を連ねる食肉卸小売業「丸明(まるあき)」(本社・岐阜県養老町)の店頭で長年、肉質の要件を満たさない格下の牛肉がブランド和牛「飛騨牛」として販売されてきたと、同社の現職幹部が朝日新聞社の取材に証言した。農林水産省も20日、事実関係の調査に乗り出した。

 一部商品の現物や内部資料などからも表示を偽装した可能性が浮上しており、「日本農林規格(JAS)法や生産流通の履歴を管理する牛肉トレーサビリティー法に触れる恐れがある」(農水省)という。吉田明一社長(65)は「私は知らない。(偽装があったとすれば)従業員がやったことだ」と否定している。

 飛騨牛の認定要件のうち肉質については、日本食肉格付協会(本部・東京)のランク付けで最上級の5等級~標準の3等級とされている。

 証言を受け、記者が13、14の両日、店頭販売の丸明養老店で複数の商品を購入し、このうちパック詰めの精肉「飛騨牛赤身焼肉用」(100グラム=350円)に張られたラベルの個体識別番号などから肉質等級を調べたところ、飛騨牛ブランドでは販売できない2等級だった。仕入れ先は県畜産公社(岐阜市)と飛騨食肉センター(同県高山市)で、本来なら「岐阜県産」「飛騨和牛」などとしか表示できない。

 入手した内部資料によると、県畜産公社から仕入れた牛肉は、本社近くの同社加工工場から養老店へ運ばれた時には「岐阜県産和牛」と正しくラベル表示されていた。

 同社幹部の証言では、このパック詰めは1日に50~60キロは売れる主力商品。従業員が店舗内で肉をトレーに詰めていると、吉田社長は「(飛騨牛以外の牛肉を)混ぜてしまえ」などと指示。逆にいさめられると、「消費者は等級までは調べない」と話したという。「偽装は少なくとも15年前から続いている」と幹部は言う。

 同社は養老店も含め岐阜県に販売店計3店舗のほか、高山市と名古屋・栄などで飛騨牛専門レストラン計4店舗を経営。インターネットで全国に通信販売もしている。民間調査機関などによると、07年の売上高約100億円。東海、北陸地方で系列店を含め100店舗以上を展開する岐阜県の大手スーパーにも牛肉商品を卸している。

 吉田社長が理事を務める県肉連は、岐阜県の官民でつくる飛騨牛銘柄推進協議会の構成団体になっている。取材に対し、吉田社長は「従業員がやっていたとしても、経営者としての責任はとらない」と話している。



どんなグレードだったのか、というと

飛騨牛偽装、従業員「9割以上が格下の肉」と証言
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080622-OYT1T00698.htm

 岐阜県養老町の食肉卸売会社「丸明(まるあき)」(吉田明一社長)が、ブランド和牛「飛騨牛」を偽装表示していたとされる問題で、養老店で「飛騨牛」と銘打って販売していた牛肉について、「肉の9割以上が、飛騨牛の基準(3等級以上)に満たない格下の2等級肉だった」と、複数の従業員らが22日証言した。

 従業員らは「2等級を混ぜていたというよりも、飛騨牛と偽って2等級の肉を売っていたようなものだ」と話している。


だれがうまいこと(ry


最初は、俺は知らない、やってても辞めない」と言ってた社長ですが、


飛騨牛偽装の丸明・吉田社長が退任
http://www.asahi.com/national/update/0801/NGY200807310008.html

格下の牛肉を「飛騨牛」と偽装販売したなどとして、岐阜県から日本農林規格(JAS)法などにもとづく業務改善指示と営業自粛を求められた同県養老町の食肉卸小売業「丸明」は31日、吉田明一社長が8月1日付で社長と取締役から退くと発表した。引き続きオーナーとして同社を率いる。吉田氏は6月26日の会見で、不正を指示したことを認めて謝罪し、社長を辞めて一社員として出直す意向を示していた。

 丸明によると、吉田氏の社長退任は7月24日の取締役会と株主総会に提案され、承認された。後任社長は吉田氏と血縁のない社員の山田哲也氏(33)。社内の手違いで登記を急いだため、登記簿には同日付で就任と記載されたが、8月1日付で新体制が発足する。

 同社の高木晋吾広報担当は「吉田社長は、辞任してもオーナーであることは変わらず、役員も親族のままでは体制改善にならない」と述べ、山田氏が親族ではないことが起用の理由であることを強調した。

 山田氏は入社して約3年だが、工場長業務を代行するなど社内業務に精通している。


若いですねー。オーナーに逆らえる発言力があるでしょうか?
現場には精通していても、食肉業界のあれやこれやがあるんでしょうね。


一月もたたずに、テナントは閉鎖

丸明がラシック撤退
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0058/list/200807/CK2008071202100005.html?ref=rank

 岐阜県養老町の食肉卸小売業「丸明(まるあき)」による飛騨牛偽装表示事件で、丸明が名古屋市中区の三越の専門館「ラシック」の直営レストラン2店舗を閉店したことが分かった。

 2店舗は偽装発覚直後の6月21日から「営業休止」となっていたが、再開することなくラシックから撤退することになった。刑事事件に発展し、事業の縮小を余儀なくされた。

 岐阜県高山市の食品スーパー、バロー高山店内にある精肉店「飛騨高山バロー店」も撤退するという。この店は農林水産省や岐阜県の立ち入り調査を受けている。

 関係者によると、丸明側が「営業再開は困難」との意向をラシック側に伝え、10日付でテナント契約を解除した。


業界団体も除名、ってどれだけの効果があるのか知りませんが。

丸明を除名処分 飛騨牛偽装で岐阜県肉連
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008080702000282.html

 岐阜県養老町の食肉卸小売業「丸明(まるあき)」による飛騨牛偽装事件で、同県食肉事業協同組合連合会(県肉連)は7日、緊急幹部会を開き、丸明の除名処分を全会一致で決めた。

 最も重い処分で、県肉連では初めて。熊崎金良会長は「一連の事件で同業者に対する消費者の信頼を失わせたことを重く見た」と述べた。

 県肉連は県内約130の食肉販売業者らで構成。丸明の吉田明一前社長が理事を務めていたが、事件発覚後の7月1日付で辞任していた。

 丸明は除名後も商売は続けられるが、県肉連の共同購買を利用して、焼き肉のたれや調味料などを割安で仕入れるサービスを利用できなくなる。丸明は現在、県の指導を受けて営業を自粛している。


でもやっぱり懲りてないっちゅうか、消費者なめてますな。

「 「営業自粛徹底できず」 丸明側、事実認め謝罪 」
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080801/200808010931_5410.shtml

養老郡養老町の食肉卸小売業「丸明」による飛騨牛偽装問題で、県から営業自粛の指導を受けた翌日の7月30日に、同社が取引先の3業者に商品を渡していたことが31日、明らかになった。高木晋吾飲食部統括部長は同日、報道陣の取材に対し事実を認め「販売責任者が自らの一存で、商品の製造から配送までを本部を通さずに行ってしまった。指揮命令系統がばらばらなこの古い体制は問題で、今後改善すべき最大の項目」と語り、謝罪した。

 同社はこの日、吉田明一社長の退任と新社長就任を発表した。

 会見には吉田明一前社長も同席。同社の説明によると、営業自粛の指導を受けた29日午後6時から、幹部らが本社で今後の対応を協議し、配送の全面禁止を決定。配送責任者ら2人で同日夜から翌30日午前にかけ10数社の取引業者に電話で営業自粛を連絡した。

 商品を渡した3業者については連絡がつかなかったという。渡した商品の一部は代金を決済済みだったといい、販売責任者は社内の調査に対し「長年の付き合いがある業者だったこともあり、むげに断ることもできず商品を渡した」と説明しているという。

 高木部長によると、販売責任者は吉田前社長の妹(55)で、「配送禁止を徹底できなかったことを申し訳なく思う。(吉田前社長の妹に対し)社内での処分について調整している」と述べた。


「丸明の期限切れ肉処分で協議 結論持ち越す」
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080807/200808070906_5463.shtml

 養老郡養老町の食肉卸小売業「丸明」による飛騨牛偽装問題で、県から焼却処分するよう指導を受けている同社の保管する大量の期限切れ肉について、処理計画で処分施設とされる南濃清掃センター(同町有尾)を運営する南濃衛生施設利用事務組合は6日、受け入れの是非を協議した。食肉について「一般ごみか産業廃棄物かの判断について慎重に検討を進めるべき」として、結論は近く開く次回協議に持ち越しとなった。

 県の調査では、同社の本社工場と第3工場に、賞味期限切れ肉と加工日不明の肉が計319トンあることが確認されている。同社が先月15日付で県に提出した処理計画では、約10週間かけて同センターで焼却するとしている。

 同組合は海津市、養老町、不破郡関ケ原町で構成。3市町の担当課や組合関係者によると、同社の保管する食肉について、産廃に当たるか一般ごみか組合内で見解が分かれているという。同組合議会関係者は「食肉の処理について間違った前例を作ってしまうことには慎重にならざるを得ない」と話している。

 県によると、丸明の処理計画策定時に同社に対し、対象の食肉は一般ごみに当たるという認識を伝えたという。県は「受け入れられるのを待つしかない」としている。



いったい、なにを信頼すべきか。それは自分の舌なんでしょうね。
消費者がラベルや値札にまどわされず、良いものを選んでいく。
それが「食育」だと思うのですが。

リンゴジュースで不正表示、輸入果汁原料を「青森県産」

偽装ニュースのお時間です。

リンゴジュースで不正表示、輸入果汁原料を「青森県産」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080804-OYT1T00411.htm

青森県は4日、青森県弘前市のリンゴ加工品製造・販売会社「青森県果工」(佐々木隆夫社長)が、産地や加工法を偽装表示した飲料製品などを販売したとして、日本農林規格(JAS)法違反で業務改善を指示した。

 県によると、青森県果工は昨年7月から今年6月、紙パック入りの果汁入り飲料「バーモントリンゴ酢」(1リットル)について、中国などからの輸入濃縮果汁を原料にしたのに「青森県産りんご果汁使用」と表示し、約5キロ・リットルを販売。

 同じ時期に、「あおもりアップル」(1リットル)など4種類の商品についても、濃縮果汁で作ったのに「りんごジュース(ストレート)」と表示し、少なくとも計112キロ・リットルを販売していた。

 県の調査に対し、2年ほど前から不正表示をしていたことを認めたという。

 佐々木社長は読売新聞の取材に対し、「原材料の品不足と高騰により、悪いとは知りつつ、すべて私の指示でやった」と話した。

(2008年8月4日13時55分 読売新聞)



この結果

「青森県果工」リンゴジュース偽装販売 40歳代の工場長が3日に自宅で自殺

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00138105.html

青森・弘前市のリンゴ加工品製造販売会社がリンゴ果汁の産地を偽装していた問題で、この会社の工場長が自殺していたことがわかった。
自殺していたのは、弘前市にある「青森県果工」の40歳代の工場長で、3日に自宅で自殺したという。
「青森県果工」をめぐっては、4日、輸入したリンゴを使用した商品を青森県産などと偽って表示し、青森県がJAS(日本農林規格)法に基づく業務改善指示を行っていた。



OEMの商品も中止、回収

「青森県果工」リンゴジュース偽装販売 キユーピーなどが商品の一部自主回収発表
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00138022.html

青森県のリンゴ加工会社が、中国産リンゴの濃縮果汁を使って製造したリンゴジュースを国産と偽って販売していた問題で、この会社の原料を使ってベビー飲料を製造していたキユーピーなどは、商品の一部を自主回収すると発表した。
自主回収されるのは、キユーピーと、ベビーフード大手「和光堂」が販売するベビー飲料の一部商品。
両社はともに、青森県からJAS(日本農林規格)法による改善指示を受けたリンゴ加工会社「青森県果工(かこう)」が製造した濃縮果汁を原料に使用して、ベビー飲料を製造していた。
キユーピーと和光堂は、「安全性に問題はないが、消費者の不安に配慮し、自主回収をする」としており、今後は管理体制を強化し、再発防止に努めるとしている。



回収したところで、なんの問題解決にもなってないんでしょうけど。

2008年8月2日土曜日

台湾産マンゴー 宮古島産偽装疑い

偽装ニュースのお時間です。


台湾産マンゴー 宮古島産偽装疑い・・・沖縄署、浦添の業者捜索

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20080801-OYT8T00268.htm

沖縄県浦添市の通信販売会社「美(ちゅ)ら島フーズ」が、台湾産のマンゴーを同県宮古島産と偽って全国に販売していた疑いが強まったとして、県警沖縄署が不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で同社を捜索していたことが分かった。

 発表によると、同社はインターネット上のサイトでマンゴーを販売。実際は台湾から輸入した物に「宮古島産」と書かれたシールを張り、箱に詰めて発送していた疑い。

 同署は7月下旬に同社を捜索し、関係書類や台湾産マンゴーを押収。社長から任意で事情を聞き、産地偽装して発送した時期、量などを調べている。

 同社のサイトでは問題のマンゴーを、「沖縄宮古島産完熟アップルマンゴー」「通常(1キロ当たり)8700円が超破格4980円」として販売。生産者名も掲載していた。

 県中央卸売市場などによると、店頭価格は1キロ1万円を超すものもあり、台湾産の5~6倍だという。



「美(ちゅ)ら島フーズ」
http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/71d4571275c37b259be7e59d0d78f8b2/

沖縄県浦添市字沢岻769-4
問い合わせ先: 098-871-2424



マンゴー偽装、美ら島フーズが認める 台湾産を「宮古島産」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080801/crm0808012342032-n1.htm

台湾産マンゴーを宮古島産と偽って全国に販売していたとして、沖縄県警沖縄署に不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで捜査されている通信販売会社「美ら島フーズ」の玉城理社長が、任意の調べで偽装を認めていることが1日、分かった。

 沖縄署は7月25日、同社を家宅捜索し、「宮古島産」と書かれた箱に表示シールを張られて詰められていた台湾産マンゴー約1トンを押収。玉城社長が箱やシールについて「(JAなどを通さず)印刷会社から直接購入した」と話したことも判明した。

 沖縄署は偽装が恒常化していた可能性があるとみて押収した帳簿類などを調べるとともに、関係者からさらに事情を聴くことにしている。


印刷会社から直接、かあ。
確信犯ですね。